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補聴器を使えば本当に聞こえるようになるの??

2022.5.25
「補聴器を使っても聞こえない」
「音は聞こえるけど、何を言っているのかがわからない」


補聴器の販売店で働いていると、よくこんな言葉を耳にします。

確かに、補聴器があれば昔のような鮮明な聞こえに戻る、というわけではありませんが、

聴力に対して適切な調整を行えば、日常生活の様々な場面で、聞き取りが改善する可能性は実際にあります。

補聴器を使わない場合と使った場合で、どの程度言葉の聞き取りの効果が見込めるかを
「語音明瞭度測定」という測定で、ある程度推測できるようになります。





語音明瞭度とは、耳に入ってきた「音」を「言葉」として理解する能力が、どの程度あるかを示したものです。

「あ」「か」「さ」 などの単音を一定の音圧で聞いていただき、
最も高い正答率(最高語音明瞭度)がどの程度かを調べます。
上記画像は測定結果の一例になりますが、
この方の場合は90dB、80dB、70dB、60dBという音圧で測定を行っています。

※測定する音圧は聴力によって変動します。また60dBが、通常会話の声の大きさぐらいだとイメージしてください。

こちらの結果では、
通常会話くらいの大きさ(60dB)では、正答率が60%ですが、
80dBでは90%まで上昇しています。
あくまで結果は一例ですが、音がある程度大きくなれば、
言葉の聞き取りは向上している、ということになります。

ただ、80dBの大きさで90%の正答率ですが、
それより大きい90dBでは、85%と低下しているのが分かると思います。
大きすぎる音は逆に響いたように聞こえ、かえって言葉が聞き取りにくくなっている可能性があります。

このように、ただむやみに補聴器の音を増幅させればよいというわけではありません。
最近のデジタル補聴器では、聞こえにくい小さい音はしっかり増幅させ、
もともと聞こえているような大きめの音は、あまり増幅しないようにする調整も可能です。

※お客様の聴力・難聴の種類などによって、調整方法は異なります。

当店では、初めて来店されたお客さまにはこの語音明瞭度の測定を行い、
補聴器を装用した場合の効果の程度をご説明いたします。
また、1か月間補聴器の無料貸し出しを行っておりますので、
まずは、日常生活で補聴器の聞こえを試していただけたらと思います。


「補聴器なんてつけても効果ない!」などと最初からあきらめるのではなく、一度当店に足を運んでみてください。

ご相談はこちらから!!
 

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